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Think Globally

Act Locally

グローバル地方議員連盟 GLPF

(Global Local Politicians Federation)

発会の趣旨

 

 地方議会が消滅の危機に瀕しています。その最大の指標は、投票率の低下であると思っています。昭和30年の選挙では93.99%であったものが、昭和62年81.93%と8期32年間で12.06%低下だったものが、平成31年50.17%と次の8期32年間で31.76%も急激に低下しています。これは、市民の地方議会に対する、あきらめと無関心であると思います。

 

 なぜこうなったかといえば、明らかにそれは地方議員に責任があります。四年に一度の選挙時のみ市民に投票をお願いし、それ以外の時は、自由気ままでは市民が見向きもするわけがありません。議員の結束はいつまでたってもなく、長期的な市全体のもんだいに取り組むことができず、継続性もないので、改選ごとに、ゼロからのスタートです。また、昔ながらの地方自治法で規定された、まるで変化のない、そして面白みのない議会では市民は興味を持つはずがありません。

 

 もし地方議会が不要と市民が求めるならそれも可能かもしれません。犬山市であれば議員や事務局の人件費だけでも3億円の節約、そして、その他当局の議会対応に関する手間の削減を考えれば、その数倍削減になるかもしれません。そして、市民要望は全て市長に上げればよいとなるかもしれません。

 

 この地方議会を再生するためには、様々な方法があると思いますが、ただ一つ言えるのは、現職の地方議員が行動を起こさない事には絶対に始まらないと信じます。国会議員では絶対にありませんし、政府でもありませんし、首長でもありません。

 日本全国、数万人に及ぶ個性豊かなそれぞれ違った人生を歩んできた市町村議員が多くいらっしゃると思います。そういった方々が、様々な分野で結束し市町村議会を活性化させていくことで、地方政治そして地方自治が変わっていくと思います。

 

 私は、一度はアメリカ人になろうかと思ったほど若いころアメリカにのめりこみました。その経験を生かして、アメリカを始め海外の地方自治の手法を学び、もし日本に移入して日本流に味付けすれば、日本の地方議会が面白くならないかという可能性を同志の皆さんと研究実践して行きたいと思っています。

 どうか、当連盟の主旨にご賛同賜り共に活動賜りますよう宜しくお願い致します。

呼びかけ人代表 

犬山市議会議員 柴山一生

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