top of page

令和5年12月議会委員会動議

令和5年12月20日

民生文教委員長報告後

 

動議要旨

請願者の犬山の教員の非違行為への適正な対応について、まだ十分な理解が得られていないと思われるので、「請願の一部採択」すべきであると考える。

 

提案理由

請願の趣旨は、三つあり、市及び教育委員会に①当該教諭への厳正対処②再発防止策の提示③一連の内容についての説明を求めている。そして、請願項目は10件に渡る。

 

当該事件は本年6月1日に発生し、この請願は8月23日に受理されており、その後9月議会では審査未了とされ、今議会の12月15日の委員会で熱心な議論の末、委員会判断が下された。その間に犬山市や教育委員会も様々な対応を取っている。その上、当該教員は11月14日付で愛知県教育委員会によって懲戒免職となっている。

 

この非違行為の対処内容は、犬山市ホームページで詳細に説明し、請願の趣旨の三つについては、満たされていると思われる。

 

しかしながら、委員会での討議の中で、ビアンキ委員が犬山の教育に対する不安に議会として対応してほしいという請願者の思い、あるいは、沼委員は請願には反対されたが、これからも議会として一般質問や議員間討議でも追及していくべきという思いを訴えられた。

 

請願項目8の後半部分、「特に市議会については、教育行政を含めた行政全体をチェックする役割があると考えており、議会からの具体的なアクションを要望する」を採択することで、請願者に議会には責任ある継続的な対応をする意思があると理解していただけると思う。

​よって、一部採択とし、請願者の不安を払拭すべきであると考える。

bottom of page